教育 学科紹介

臨床検査学科
Department of Clinical Laboratory Technology

病気の治療や予防。そのすべては、臨床検査技師が⾏う検査からはじまります。 
臨床検査技師は、検査の結果からより早く病因を発⾒し、確かな診断に導く検査のスペシャリストです。

臨床検査学科の特⾊

仕事の内容

いち早く病気を⾒つける検査・分析の専⾨家

採⾎などの検体採取や⽣理検査を⾏うほか、検体を⽤いた分析業務を⾏う、臨床検査技師。新型コロナウイルス感染症のPCR検査などの現場で奮闘している姿に注⽬が集まっています。病気の早期発⾒や早期治療にもかかわる仕事であるため、幅広い分野で必要とされています。 

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時代に求められている仕事
早期発⾒、予防医学。活躍の場は、広がるばかり

さまざまな臨床現場での検査を理解し、病気の早期発⾒や早期治療につなげることで、つなぎとめられる命があります。⾼齢化の進む⽇本では、健康寿命を伸ばすことや未病への取り組みなど、予防医学の発展も求められており、臨床検査技師への期待や活躍の場は、広がるばかりです。

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育てる⼈材
コミュニケーション⼒をもつ検査のプロフェッショナルになる

臨床検査技師の仕事は、特に医師や看護師との連携が必要な仕事です。採⾎や超⾳波検査など、患者さんと直接ふれあう検査もあります。そのため、医療の現場では、コミュニケーション能⼒の⾼い臨床検査技師が求められるようになりました。あなたのほんの⼀⾔や笑顔が、患者さんの不安を和らげるのです。 

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カリキュラム
医療現場と連動した実践能⼒をつける教育

1年次には基礎となる教養や医学の基礎知識を⾝につけ、徐々に専⾨的な知識や実践的な技術を学びステップアップしていきます。4年間で、段階的に理解が深まるカリキュラム構成になっています。そして、医学部をはじめとする医学系他学部との連携により、⼗分な医学教育の修得が可能です。また、数学、物理が苦⼿な場合も、⼊学後の基礎科⽬でサポートしますので⼼配いりません。

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順天堂で学ぶ強み
豊富な臨床経験と⾼い研究能⼒を兼ね備えた教授陣  

授業は少⼈数制。学⽣⼀⼈ひとりに応じたきめ細かな指導で、医療現場での実践的な技術を⾝につけます。キャンパス内には、⽣理機能検査室など最先端の医療を学ぶ施設が完備され、授業を⾏うのは、豊富な臨床経験と⾼い研究能⼒を兼ね備えている教授陣。将来、⼤学院に進みたいという希望に対しても、全⾯的にサポートします。

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教育環境
医療現場で実際に使われる設備や検査機器も充実

キャンパス内には、⽣理機能検査室や臨床検査⽤の実習室など、最先端の医療を学ぶ施設も完備しており、医療機器・設備や検査機器も充実。実際に医療機関で使⽤されているものを揃えているので、授業や実習の中で、現場で活かせる実践⼒も⾝につきます。

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資格・進路

⽬指せる資格
臨床検査技師(国家資格)
卒業後の進路
病院・診療所・健診センター等の医療機関、保健所等の⾏政機関、臨床検査センター等の検査機関、検査試薬や医薬品のメーカー、治験施設⽀援機関(SMO)、医薬品開発業務受託機関(CRO)等、教育・研究機関、⼤学院進学

臨床⼯学科
Department of Clinical Engineering

⻑寿国、⽇本。 
⾼齢化などの社会問題を解決するため、⽇々テクノロジーは進化し、医療も⾼度化してきました。 
臨床⼯学技⼠は、いのちのエンジニア。 
医療機器が進歩するほど、その専⾨性が求められる仕事です。

臨床⼯学科の特⾊

仕事の内容
「医学」と「⼯学」両分野の知識と技術を持つ医療機器の専⾨家

臨床⼯学技⼠は、⼈⼯透析装置、⼈⼯呼吸器、体外循環装置
(ECMOを含む)などのハイテク医療機器の操作、保守点検などを⾏う医療技術職です。⼿術室や集中治療室(ICU)での⽣命維持サポートをはじめ、未来の医療機器の研究、メーカーとの共同開発まで、幅広い活躍が期待されています。

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時代に求められている仕事
医療機器がハイテクになるほど、臨床⼯学技⼠の活躍の期待がますます⾼まります

ハイテク医療機器には、患者さんの多くのデータが取得されています。今後はAIなどを活⽤したデジタルサイエンスが進み、患者さん⼀⼈ひとりへのオーダーメイドの治療⽅法が提案できるようになると予測されます。その治療法に⼀番最初に気づくのは、臨床⼯学技⼠かもしれません。

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育てる⼈材
チーム医療で活躍できる臨床⼯学技⼠になる 

医療の現場は、チーム医療。患者さんの病態に合わせ、医師、看
護師、臨床⼯学技⼠などの専⾨性の⾼い医療職者が集い、連携して治療が⾏われます。それには医療職者間の確実な情報共有・意思伝達が求められます。必要となる専⾨知識・コミュニケーション能⼒を⾝につけた臨床⼯学技⼠を育てます。

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カリキュラム
「医学」×「⼯学」をバランスよく学びます

臨床⼯学科のカリキュラムは、医学系と⼯学系の科⽬をバランスよく学びます。医学系の科⽬は、医学系他学部との連携により⼗分な医学教育の修得が可能です。また⼯学系においても、医⽤⼯学や⼈⼯臓器分野で教育・研究実績のある教授陣がそろい、必要な⼯学技術を修得することができます。また、数学、物理の基礎科⽬も配置しており、苦⼿な⼈にも⼊学後にサポートがあるので⼼配いりません。

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順天堂で学ぶ強み
臨床経験豊富な教授陣。医学部附属病院に加え、⾸都圏の主要な病院での臨床実習

豊富な臨床経験と⾼い研究能⼒を兼ね備えている教授陣に加え、最先端の医療を学ぶ施設、そして実際に医療現場で使⽤されている医療機器も完備。さらに授業は少⼈数制。学⽣⼀⼈ひとりに応じたきめ細かな指導で、医療現場での実践的な技術を⾝につけます。将来、⼤学院に進みたいという希望に対しても、全⾯的にサポートします。

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教育環境

研究にも没頭できる新キャンパスの環境

学⽣には各⾃が⼀つの研究テーマを持ち、研究の⾯⽩さを体験して欲しいと考えています。3、4年次の「卒業研究Ⅰ・Ⅱ」では、
研究で得た成果をまとめ卒業論⽂を制作します。その際、実習室や実習準備室を利⽤し、実験や調査を進めていきます。

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資格・進路

⽬指せる資格 
臨床⼯学技⼠(国家資格)
卒業後の進路
病院、医療機器関連企業・機関、教育・研究機関、⼤学院進学